タグ別アーカイブ: フィアット

No.47 1980年式 フィアット X1/9

7位 鈴木 操・鈴木 桃子ペア

 フィアットの小型乗用車128のパーツを有効に使い、量産ミッドシップスポーツカーのパイオニア的存在がこのX1/9です。

 オーナーの鈴木さん、車体塗装はプロにお願いしましたが、その他は全てご自身で整備し、維持されているそうです。ローパワーですが、ハンドリングが楽しいクルマだとおっしゃっています。

No.18 1968年式 フィアット 850スポルトクーペ

33位 贄田 勇人・田村 淳ペア

 1965年のジュネーヴモーターショーでデビューした850クーペ。1968年に排気量が拡大され、850スポルトクーペに生まれ変わりました。

 オーナーの贄田さんによりますと、岩手県で新車登録され長年眠っていた車輌を、数々のトラブルを乗り越えて復活させたそうです。

No.28 1970年式 フィアット アバルト595SS

笹森 通彰・今村 太一ペア

車両解説

 フィアットのチンクエチェントをベースにカルロ・アバルトはモータースポーツを大衆にも手の届くものにしよう、と考え送り出されたのがこの車です。
 エンジンは32.4馬力……と言うとアルトワークスの半分かよと思われるかもしれませんが、ノーマル・チンクの17.7馬力から倍近くパワーアップされており底抜けに楽しい車に仕上がってます。
 アルファベットのSSと書いてエッセエッセと読みまして、これはグループ2レースのホモロゲーションモデルに付けられた称号です。

No.08 1959年式 フィアット Nuova500

澁澤 哲郎・木口 暢夫ペア

車両解説

 1936年に発売された初代チンクエチェントは、戦前・戦後を通じて約60万台が生産され大きな商業的成功を収めましたが、2人乗りであったことがネックでした。
 こちらは1957年に発売された2代目のモデルで、「ヌォーヴァ」は英語の「ニュー」の意味です。初代より小さなボディで4人乗りを達成し、以後1977年まで20年間の長期に渡り約400万台も生産された戦後イタリアを代表するクルマです。
 ちなみに映画「ルパンⅢ世 カリオストロの城」でルパンが乗っていたことで有名ですが、崖から落ちそうになってもガードレールを伝って路上復帰するのは非常に危険ですので、絶対にマネしないで下さい。