No.55 1989年式 メルセデスベンツ 560SEC

61位 誉田 雄司・鈴木 康夫ペア
あまり知られてませんが、メルセデスはラリー競技にも参戦し、活躍してるんですよ。このクルマはサファリラリー出場のためのホモロケーションモデル。
オーナーの誉田さん曰く、軽量化の為ボンネット・ドア・トランクがアルミ製なんだそうです。カーグラフィック誌でフルテストにも使われたそうです。
5位 大場 恒男・大場 隆子ペア
最近は見る機会も少なくなってきた「タテ目のベンツ」ですが、大場さんによりますと、内外装ともまだまだ現役です。
気持ちの良い岩手県内の道を久々に走れる事を楽しみにしています。行く先々での地元の方の暖かい声援も忘れられません。とおっしゃっています。
12位 澤崎 義春・澤崎 彰子ペア
現在のSクラスへと続くメルセデスのフラッグシップモデルです。
SELのLはロングホイールベースのLです。もちろんショーファードリブン・カー、つまり運転手付きでオーナーは後ろの座席……という使われ方を想定してのパッケージングですね。
34位 木内 智之・平井 行宏ペア
一昨年、BS朝日で放送された「昭和のクルマといつまでも」という番組で紹介されたクルマです。
木内さんは親子で50年近くこのクルマを所有しており、2007年の第一回ツール・ド・みちのくにお父様と参加されたのが良き思い出だとおっしゃっています。
秋葉 流生・秋葉 功ペア
このW123系は当時のメルセデスのベストセラー車種であります。
セダンの他リムジンのV123、ステーションワゴンのS123、そしてクーペのC123と豊富なバリエーションがあり1980年の販売台数はフォルクスワーゲン・ゴルフを上回る程でした。
2ドアクーペはピラーレスハードトップというボディ形状でしてドアの後ろの柱がありません。その分ボディの強度が下がるのですがその辺はメルセデス、抜かりはありません。フロント・リヤのピラーやルーフを強化した構造で充分なボディ剛性を確保しております。
誉田 雄司・菅野 健哉ペア
1972年に登場したW116はメルセデス・ベンツとして初めてSクラスと正式に命名されたモデルです。
このクルマの素晴らしいところは徹底した安全対策です。内装デザインは過剰な装飾を持たず極めてシンプル。スイッチ類は使いやすさや操作ミス防止のため形状や配置に多くの配慮がなされています。
前後の灯火類にはレンズに凹凸がつけられています。これは悪天候時にレンズが汚れてもその凹みにより視認性が確保できるようにという設計なんです。
またABSを世界で初めて採用したのもこの車です。
大場 恒男・大場 隆子ペア
W114と呼ばれるこのクルマ、上位モデルのSクラスと比べ「コンパクトで扱いやすい」と人気を集めました。
「ベンツ」と聞くと「医者のクルマだべ」とか「あっち系の人?」とかいうイメージが強い方多いんじゃないですか?でも実際はバン、タクシー、大型バス、ダンプカーなどの営業車や商用車、各種作業車、大衆車まで扱ってます。
日本では以前の輸入元であったヤナセの「高い価格帯の車種を中心に輸入する」というブランド戦略イメージもありましてしばしば高級車メーカーと紹介や誤認をされますが、欧米ではボルボやルノーなどと並ぶ自動車総合メーカーとして認知されているんです。
永井 孝憲・永井 未緒ペア
1965年にデビューした300SELは通称「W109」と呼ばれ現在の「Sクラス」のご先祖様にあたります。
デビュー当初は3リッターのエンジンですが、マイナーチェンジで3.5リッターに格上げされました。当時としてはメルセデスベンツのフラッグシップモデル(最上級クラス)でした。先代のW111型の特徴であったテールフィンがなくなりエッジのきいたより現代的なリアデザインに変わりました。
先ほどと同様、SELの「L」はロングホイールベースを示す「L」で全長は5mもあるんですよ。
澤崎 義春・澤崎 彰子ペア
現在のSクラスへと続くメルセデスのフラッグシップモデルです。
いわゆる「縦目のベンツ」と呼ばれ今でも親しまれております。このモデルから、ショートとロング、2種類のボディが用意されました。
SELのLはロングホイールベースのLです。もちろんショーファードリブン・カー、つまり運転手付きでオーナーは後ろの座席……という使われ方を想定してのパッケージングですね。
日本でベンツイコール高級車という見方をされるのはこのクルマがあったからかも知れません。