No.14 1966年式 マツダ ルーチェ


江指 靖範・江指 加代子ペア

車両解説

 1966年に登場した初代ルーチェは、高級ツーリングカーをテーマに開発した上級セダンです。ライバルの日産・ローレルやトヨタ・コロナマークIIより2年早い先駆者的存在でした。
 ボディデザインはイタリアのジョルジェット・ジウジアーロによるもので、エレガントなスタイリングとグラスエリアの広い開放的な空間を持ち合わせています。フロント・リアともに3人掛けの6人乗りで、広告でもこの点がアピールされていました。
 初期の広告の「子供は法律上三人で(大人)二人と換算されるので、8人乗りも可能です」というフレーズは、当時の市場の要求をよく反映していますね。
 1969年には2ドアクーペが追加されます。部分的にセダンのデザインを踏襲していますがロータリーエンジンや前輪駆動を採用、ほとんど別のクルマであります。

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