カテゴリー別アーカイブ: TdM2019

No.14 1966年式 マツダ ルーチェ

江指 靖範・江指 加代子ペア

車両解説

 1966年に登場した初代ルーチェは、高級ツーリングカーをテーマに開発した上級セダンです。ライバルの日産・ローレルやトヨタ・コロナマークIIより2年早い先駆者的存在でした。
 ボディデザインはイタリアのジョルジェット・ジウジアーロによるもので、エレガントなスタイリングとグラスエリアの広い開放的な空間を持ち合わせています。フロント・リアともに3人掛けの6人乗りで、広告でもこの点がアピールされていました。
 初期の広告の「子供は法律上三人で(大人)二人と換算されるので、8人乗りも可能です」というフレーズは、当時の市場の要求をよく反映していますね。
 1969年には2ドアクーペが追加されます。部分的にセダンのデザインを踏襲していますがロータリーエンジンや前輪駆動を採用、ほとんど別のクルマであります。

No.13 1966年式 ダットサン ブルーバード

佐々木 進・佐々木 光子ペア

車両解説

 日産自動車で初めてフル・モノコック構造の車体を採用した車です。また当時の日産はモータースポーツにも積極的に参加しておりまして、1966年の『第14回東アフリカサファリラリー』に4台の「1300SS」で参戦。クラス優勝を果たしております。
 この後の510ブルーバードやS30フェアレディZと並ぶ名車であります。初期型のスタイリングはピニンファリーナによるものだったんですが、ヨーロッパ調の尻下がりラインが日本人には不評で、この後期型では直線的なリヤデザインに改められます。
 ちなみに、映画『ルパン三世 カリオストロの城』で銭形の父っつあんが乗ってたパトカーがこの型のブルーバードです。ですが、なぜかこのクルマの後ろには「バカボンのパパ」が座っております。

No.12 1965年式 アストンマーティン DB5

泉山 信兒・泉山 美由樹ペア

車両解説

 さあ、昨シーズンのウィナーの登場です!
 言わずと知れた映画『007』のボンドカーですね。『ゴールドフィンガー』の他も数回登場しています。また、映画『キャノンボール』にもロジャー・ムーアのマシンとして登場しています。
 アストン・マーティンといえばイギリス本国でも貴族階級の人しか買えないくらいもうべらぼうに高い車なんですが、現在に至るまで生産工程の大半を熟練した職人さんが1台1台手作業で行っているという事で採算はあまり重視していないそうです。
 器用貧乏と言いますか、さすが英国と言いますか……しかしそういう所がアストンの持つ風格に表れているんだと思います。

No.11 1965年式 トヨタ スポーツ800

澤口 浩二・藤原 拓也ペア

車両解説

 歴代のトヨタ車で一番ピュアなスポーツカーは?と聞かれたら、私は迷わずヨタハチの名前を挙げます。
 パブリカから流用された空冷エンジンは、出力たったの45馬力。それを超軽量構造と、空気抵抗少なくする事で、スポーツカーに仕上げたトヨタは凄いです。レースでもホンダのエスロクと熾烈なデッドヒートを繰り広げました。
 この脱着式のルーフ、ポルシェ911に習ってタルガトップと呼ぶ方が多いんですが、実はポルシェより早く登場してるんです。ちなみに空冷エンジンの為、エンジンルーム内に室内暖房用のストーブが付いてるんですよ。

No.10 1964年式 ポルシェ 356SC カブリオレ

大友 進・大友 夕子ペア

車両解説

 1900年代から30年代にかけて自動車史に残る傑作車を多数生み出した設計者であるフェルディナント・ポルシェ博士。ダイムラーやシュタイアといったメーカーに所属した後、独立。1931年に設立されたデザイン事務所がポルシェ事務所です。
 戦後になって息子のフェリー・ポルシェらによって356が送り出され、自動車メーカーとして再スタートします。
 プレA型から、A型、B型、C型と進化し、デザインでは特にフロントバンパーがだんだんと上に上がってきて、後の911への移り変わりを感じます。

No.09 1963年式 トライアンフ TR4

菊池 洋・菊池 京子ペア

車両解説

 トライアンフのTRシリーズの中で一番人気があるのが通称「トラよん」と呼ばれるこのTR4ではないでしょうか?
 これまでのTR1からTR3までとは大きく印象が変わりまして、同時期に販売されていた「ヘラルド」や「スピットファイア」と同様イタリアのミケロッティがデザインしたモダンなスタイリングが特徴、ブリティッシュスポーツカーの王道と言えるMGと対極にありました。
 トライアンフの4輪車部門は1984年に100年に及ぶ歴史に幕を閉じてしまったのが残念ですが、最後のトライアンフであるアクレイムというクルマはホンダ・バラードの兄弟車だったんですよ。

No.08 1959年式 フィアット Nuova500

澁澤 哲郎・木口 暢夫ペア

車両解説

 1936年に発売された初代チンクエチェントは、戦前・戦後を通じて約60万台が生産され大きな商業的成功を収めましたが、2人乗りであったことがネックでした。
 こちらは1957年に発売された2代目のモデルで、「ヌォーヴァ」は英語の「ニュー」の意味です。初代より小さなボディで4人乗りを達成し、以後1977年まで20年間の長期に渡り約400万台も生産された戦後イタリアを代表するクルマです。
 ちなみに映画「ルパンⅢ世 カリオストロの城」でルパンが乗っていたことで有名ですが、崖から落ちそうになってもガードレールを伝って路上復帰するのは非常に危険ですので、絶対にマネしないで下さい。

No.07 1958年式 BMW 600

遠藤 俊行・千葉 清秀ペア

車両解説

 第二次大戦後、経済的に苦しかったドイツで大ヒットしたのがバブルカーと呼ばれる超小型車でした。その一つであるベー・エム・ヴェー イセッタを発展させたのがこの600です。
 とかなんとか喋るよりドアを開けていただきましょう!どうですか、冷蔵庫みたいでしょ。これを見ただけで微笑ましくなる、とても魅力的なクルマです。
 残念なことに1960年代になると経済も安定してきたこともありあまり売れなかったんですが、今でも熱狂的なファンが世界中にいるんですよ。

No.06 1956年式 ルノー アルピーヌ A106
ミッレミリア

中村 和幹・中村 空剛ペア

車両解説

 1956年、フランスのレーシングドライバーであり、ルノーのディーラーを経営するジャン・レデレが設立したのがアルピーヌです。
 そして最初の市販モデルとしてこのクルマがデビューしました。レースで培ったノウハウをもとにルノー4CVをベースとしFRPのボディを被せました。ボディデザインはイタリアのジョヴァンニ・ミケロッティ。日本でも馴染み深いデザイナーですね。
 ルノーから部品や販売などのサポートを受け、また自国製スポーツカーに飢えていたフランスのアマチュアドライバーからの支持もあった為、当時としては成功したモデルとなりました。

No.05 1952年式 S.A.A シトロエン 11CV

伊勢 義信・平井 行宏ペア

車両解説

 実はこのクルマ、1934年から生産されているんです。その割には新しく感じませんか?さすがフランス車、さすがシトロエンですよね。
 しかもスタイルだけではないんです!トラクシオン・アヴァン、つまり前輪駆動を世界でも最も早い時期に採用しています。まるで応接室のソファのようなシートの座り心地も絶品です!
 シンボルマークの2つのくさび形の由来は、元々シトロエンが機械の歯車を製造していて、山型の歯を持つダブルヘリカルギアを開発した事がルーツとなっています。

No.04 1950年式 オースチン A90 アトランティック
コンバーチブル

中島 龍成・植中 慎次ペア

車両解説

 アトランティックとは「大西洋」という意味です。その名が示すように海を渡り、戦勝国とはいえ財政の厳しかったイギリスに外貨をもたらすことを目標として開発されました。
 英国車としては異例に豪華なコンバーチブルであり、標準で電動トップやパワーウインドを備え、エクステリア・デザインはアメリカ人に好まれるであろう派手さが盛り込まれました。
 例えばポンティアックになんとなーく似てるボディセンターに付けられたメッキモール、タッカーになんとなーく似てる中央にフォグを持つ3灯ライト、ふくよかなボディラインとスパッツを付けた後輪などが目を引きますね。

No.03 1948年式 ベントレー マークVI

菅原 裕典・菅原 菜美ペア

車両解説

 1919年に設立されたベントレーモータースは1924年から30年までル・マン24時間レースで5回優勝を飾るなど名を上げ、高性能スポーツカーメーカーとして世界の富裕層に好んで使用されました。
 その後1931年にロールス・ロイスに買収され、ベントレーは「ロールスよりちょっぴりスポーティなモデルを販売するブランド」と位置づけられ、運転手付きではなくオーナー自らが運転する車として人気を得ます。
 1946年にデビューしたこのマークVIはロールス・ロイス・シルヴァードーンというクルマと兄弟関係にあたります。

No.02 1948年式 ジャガー SS

伊藤 淳一・竹村 守ペア

車両解説

 1922年にウィリアム・ライオンズとその友人であるウィリアム・ウォームズレイにより「スワロー・サイドカー・カンパニー」が設立されました。
 サイドカーの製造で成功すると次第に自動車の製造に乗り出します。1928年にスワロー・コーチビルディング・カンパニーへと社名を変更、そして1933年にはSSカーズへと再び社名変更し本格的な高級車メーカーに成長しました。
 ただ、このSSというのがナチスの親衛隊を連想させるという理由で、第二次世界大戦後の1945年にジャガー・カーズに社名を変更し、現在に至ります。このクルマはちょうどその頃のクルマですね。

No.01 1927年式 ロールス・ロイス ファントムI

和田 篤泰・和田 栄子ペア

車両解説

 1927年と言われてもピンとこない方が多いのではないでしょうか?なんと昭和2年ですよ!今年が2019年ですから、満92歳!いかに歴史的価値が高いかお解かりでしょう。
 シルヴァーゴーストに続いてロールス・ロイス社の最上級モデルとして君臨したファントム シリーズ。この当時、世界最高の自動車と呼ばれておりました。この時代ですと自動車という物に対する考え方が今とは全然違います。そりゃそうですよ。まだ乗り物といえば馬車、ていう時代ですから。馬の代わりにエンジンを載せたのが自動車なわけですね。
 パルテノン神殿をモチーフとした独特のラジエーターデザインは、現在まで続くロールス・ロイスの伝統です。

No.00 2017年式 アバルト 595C ツーリズモ

八重樫 健・八重樫 美保子ペア
インポートカーセールズ アルゴスさま提供の先導車輌です)

車両解説

 シリーズ唯一のカブリオレモデル『595C Turismo』。刺激的な走りとロングツーリングに適した快適性を実現する専用装備。スタイリッシュな個性を表現するために設定されたツートーンのボディカラー「ビコローレ」。そして、解放感を楽しむ独創的なドライビングフィール。そのすべては、スポーツドライビングとカーライフを堪能する人のために。
 蠍のエンブレムが輝くそのクルマに宿るのは、イタリアの熱い情熱とクラフトマンシップ。創業者であり偉大なエンジニアでもあるカルロ・アバルトの名を冠するということは、第一級の走りの資質を備えるということ。 そして速さと共に、美しいデザインを兼ね備えるということ。魅惑の「アバルト・マジック」に、あなたも触れてください。

TdM2019 リザルト公開

TdM2019-リザルトのページにてリザルトを公開致しました。11位以降はそちらをご覧ください。
詳細な内容のPDFにつきましても後日公開予定ですので、もうしばらくお待ちください。

順位No,年式車名排気量ドライバーナビゲーター総合得点
1041950オースチン A90 アトランティック コンバーチブル2,660cc中島 龍成植中 慎次151.39
2141966マツダ ルーチェ1,490cc江指 靖範江指 加代子150.62
3461975メルセデス・ベンツ 450SE4,520cc誉田 雄司菅野 健哉144.24
4541991ローバー ミニ メイフェアII
(※マセラティ ビトルボESから変更)
999cc坂 浩幸坂 由美子143.79
5601990フェラーリ F402,930cc宍戸 孝光宍戸 直子143.76
6561989ポルシェ 911スピードスター3,160cc菅野 健一菅野 聖子142.89
7181967ジャガー Eタイプ Sr2 2+24,230cc古原 武男古原 佳奈138.41
8411974BMW 2002ターボ1,990cc鈴木 孝司鈴木 規子136.51
9421975トヨタ セリカLB 1600GT1,580cc山本 広光山本 歩夢135.75
10691998ランボルギーニ ディアブロSV5,707cc本木 浩喜本木 恵美135.73

は初参加車両です。

ツール・ド・みちのく2019のお知らせ

 お待たせいたしました!来る9月14日(土)・15日(日)の2日間にかけてツール・ド・みちのく2019が開催されます。
 14日スタートおよび15日ゴールは例年通り紫波町の「ラ・フランス温泉館」、そして今年の14日ゴール・宿泊および15日スタートは宮古市田老の「グリーンピア三陸みやこ」となります。(会場の詳細につきましては続きからどうぞ)

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